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2015年8月27日 (木)

Tales from Book Apple #14 Simply "Red"

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中学生の頃、生まれて初めてのバンドを結成しました。

メンバーのお父さんが建築業をやっていて、資材置き場のプレハブをスタジオとして使わせてくれました。

中学生にとっては結構な道のりを、メンバーと楽器を担いで自転車を連ねた放課後。

僕の中では、スティーブン・キングの「スタンド・バイ・ミー」的な風景として記憶に刻まれています。

クーラーなんてもちろんない密室で、それこそ全身汗だくになりながら練習した日々。

それまで一人でギターを弾いていた僕にとって、それは新鮮でただただ楽しい時間でした。

芸術的な意味合いや表現なんてもちろん考えていなかったし、もっと演奏したいという欲求と、メンバーと音を合わせて音楽が生まれる事への純粋な喜びに突き動かされていました。

複雑な色彩やタッチは知らなかったかもしれないけれど、頭の中にある理想に迷いはなかったし、そこへと向かうエネルギーはとても大きかったように思います。

Simply "Red "

昔を懐かしむという意味ではなく、僕はそのエネルギーのありかたを取り戻したい。

簡単なことではないかもしれない。

でも、とても重要なことだと思うのです。

NEXT ORDERの愛奏曲としてご存知の方も多いと思いますが、このアルバムではアコースティックギターとループディレイを使って演奏してみました。

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