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2012年4月29日 (日)

at Bern 2

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イタリアからベルンへ戻り一日オフ。
時間があったのでベルンの街を歩き回る。
トラムには乗らず、徒歩で旧市街を抜けパウル・クレー・センターへ。
少し距離はあったが、一歩市街を出ると閑静な住宅地で、遠景にはアルプスの山々。
ベルンはクレー生誕の地ということもあって、ここは是非訪れたいと思っていた。
印象的で美しい建物のなかはとても近代的。
贅沢なスペースの使い方で、ゆったりと作品を眺めることができる。
クレーの作品ばかりを一度にこれだけ楽しめる機会は貴重だし、いろいろと想いを巡らせながら歩いた。
センターには、創作体験室のようなものが併設されていて、子供たちがクレーの技法を教わりながら一心に絵を描いている。
そんな子どもたちの作品もいくつか展示されていたのだけれど、これが本当に素晴らしい。
子供の絵に強いインスピレーションを得ていたクレーにとって、ものすごく嬉しいことなんじゃないかな。

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センターを出て再び旧市街へ。
クマ園、噴水、時計塔とちょっと観光コース。
駅近くでベルン美術館を見つけたのでふらりと入る。
何の予備知識もなかったのだけれど、それが良かった。
まず目に飛び込んで来たのは、ロスコ。
それも、前から好きで携帯電話の壁紙にしていたりした作品。
ここで本物に出会うなんて。
感動と興奮を鎮めるために、しばらくベンチに腰掛けて眺める。
他のコレクションもかなり素晴らしく、クレー、ピカソ、モディリアーニ、そしてシャガールの作品群が強く印象に残った。
特別展として、ヘルマン・ヘッセの絵画展をやっていたのも、僕にとってはあり得ないようなタイミング。
先日19年ぶりに再会したJürgと話していて、初めてあった時僕がヘッセの本を読んでいたらしく、そのことをなぜだかずっと憶えていたんだと言われたばかり。
すべては繋がっている。
ヘッセの絵を見たのは初めてだったけれど、とても素敵な作品ばかりだった。

一日歩き回って、身体は少々疲れたけれど、精神的には心地よく満たされた。

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