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2008年7月11日 (金)

San Remo

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海岸線をイタリアへと入る。
パスポートのチェックがあるわけでもなく、看板一つでの入国。
とはいえ、そこには歴然としたイタリアの空気が漂う気がする。
ミニバイク、スクーターの数が増え、威勢のいいイタリア語が飛び交う。
とりわけ女性の服装や表情が違って見える。
島国である日本では想像しにくい、見えない国境線。

国境近くの街サンレモに立ち寄る。
La Pignaと呼ばれる旧市街を歩く。
一歩足を踏み入れると、そこはまるで映画のセットのような世界。
薄暗い路地、びっしりと建てこむ住居を縫うように石畳の坂道をたどる。
観光客はおろか、ほとんど人影がない。
ひなたぼっこをする猫たち。
現実から切り離されたような静けさ。
それでも、時折住居の奥から聞こえてくる子供たちの声。
ロープに干された洗濯物。
窓辺で携帯電話を耳にあてる少女。
まぎれもなく流れる日常的な時間。
なんでもないひとときの散歩に深く癒された。

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コメント

清野さんって、「石の風景」が似合いますね。
木立の風景や荒野も池も似合う。
木の床も似合う。
畳と障子と和服は合わないかも。
原色も似合わないかも。

でもニースとひまわりの写真はあんまり意外ではなかったです。
太陽と半袖…。
何か違うこれからが始まるかな?

でも、人が見てることって、すべてじゃないんですよね。
私も思いがけないことを言われて、そう見えてるのか~と驚くこともあります。
かといってすべてを見てもらえるわけじゃなし…。
そういうもんなんだろうなと思います。

投稿: tico | 2008年7月11日 (金) 14時08分

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