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2008年7月18日 (金)

Aosta

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ここまで来るとは思ってもいなかった。
どうしてもアルプス山脈を間近に眺めてみたくなったのだ。
モンブランやマッターホルンに囲まれた渓谷にアオスタの町はひっそりとたたずむ。
歩いてすぐにひとまわりできてしまうほどの小さな町。
だけど町中ににローマ時代の遺跡が残り、その歴史の深さにしばし言葉を失う。
ローマ帝国といえば2000年以上も昔なんだから!
そしてなにより、目がよくなったのかと錯覚しそうなほどに澄み切った空気。

町のツーリスト・インフォメーションで教えてもらったホテルで一騒動。
ロビーのおばさんが全く英語がダメで、イタリア語か少しのフランス語しか話さない。
こんな時、我が相棒ミキコは真価を発揮する。
辞書を片手に身振り手振りで体当たりのコミュニケーションを図る。
なんとか無事に値段交渉も済ませ、チェックイン完了。
なんでも、英語の話せるおばさんの息子さんが、今は外出中だが夜には帰ってくるらしい。
どうしてこんなにも意思の疎通が果たせたのかは、いまだに謎である。
おばさんともすっかり仲良くなってしまった。
僕にとっては、旅の実感の湧く楽しいひとときだった。
今回の旅で、何度となくこんな場面があった。
そのたびに、ミキコはあっという間に相手の心をつかんでしまう。
ごく自然に。
それは言葉が通じないからこその、純粋なコミュニケーション。
僕にはない才能。

素敵な料理店で、ハムやチーズなどの地元料理を堪能し、ワインでほろ酔いになった僕たちは、二人揃って持ち前の方向音痴を遺憾なく発揮し、ホテルと反対方向へ歩き出す。
そのことに気づくのがあまりにも遅すぎて、真っ暗な山道を一時間以上も彷徨うことになる。
いつものことです。

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