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2008年4月13日 (日)

Gone in the air

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千葉県稲毛にあるCandyというジャス喫茶と出会う。
個性の光るサックス・プレイヤー、かみむら泰一さんとの即興セッション。
関東の地理に疎い僕は、珍しく現地に一時間以上早く着いてしまった。
お店に一歩入ると、そこは雑然としながらも清潔感のある、まさに音楽のためにある空間。
純粋に音楽を愛する人たちが集う空気が、まぎれもなく漂っている。
それは、温かく迎えてくれたママの、開放的でイノセントな人柄によるところが大きいのだろう。
ママが次々とかけるレコードが、JBLの大きなスピーカーから心地よく流れる。
誰も必要以上に話さない。
おいしいコーヒーを飲みながら、濃密な音と空気に包まれて、幸せな一時間を過ごすことができた。

ママが一枚のレコードをかける。
エリック・ドルフィーの”LAST DATE”
随分長い間聴いていなかった。
その昔、訳も分からずこのレコードからギターで音を拾っていた頃の記憶がよみがえる。
レコードの最後に収録されている、エリック・ドルフィーの言葉が深く胸に突き刺さる。

When you hear music, after it's over, it's gone in the air, you can never capture it again.
- Eric Dolphy

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コメント

>When you hear music, after it's over, it's gone in the air, you can never capture it again.
- Eric Dolphy

いいですね!
私が言うところの「綿菓子のような音楽」か…
いつも聞くとなくなっちゃうもんね。
でも後に「聞いた」という思い出だけが残り、「たぶんそれは夢じゃなかったと思うよ」と思う私。

千葉にもCandyっていうお店があるんですね。
何かジャズと関係ある言葉なんでしょうか?<Candy

投稿: tico | 2008年4月13日 (日) 17時24分

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